残業は多いのですか?

Q:カイシャって残業は多いのですか?教えて下さい。
A:就職を考えるとき、一番気になることのひとつだニャー。
大人には「タテマエ」と「ホンネ」があるというだろう。残業の実態を会社説明会などで聞くと、その辺のところが少しずつ理解できるはずだ。
労働者の生活や健康を守るために、法律によって「これ以上は残業をさせてはいけない」という時間数が決められている。また会社毎にも経営側と従業員側(労働組合のある職場では労組側)との間でも、残業時間の上限に関する取り決めがされる。「サブロク協定」と言われるものがこれなんだだニャー。
その協定の中で、1日の残業時間やひと月の残業時間の上限が、「月30時間まで」といったように決められる。これが「タテマエ」の世界。
でも、これを信じて大丈夫かは「ホンネ」の世界の話。採用を担当している人事部の社員の人が「ホンネ」で話をしてくれるかどうかはとても微妙。だって、「本当はサービス残業が多いんだよ」なんて会社説明会で話したら、学生さんが来てくれなくなるかも知れないよね。だから当然、「うちは残業は少ない方だよ」位のことは言うと思うんだ。
じゃあー、実際はどうかと言うと、これが会社や職場によって千差万別なんだニヤー。少し前までの社保庁みたいと5時以降の残業は皆無なんていう天国もあれば、「終電はあたりまえ」みたいな異常な常識がはびこっている職場も少なくない。女性の人で就職しても習い事は続けたいと考えている人は、このあたりの「ホンネ」を事前によく確認しておかないといけないね。同じ学校の先輩が居れば、実態を教えてくれると思うよ。
いづれにしても、あまり遅くまで残業をし過ぎて、体を壊さないように自己管理はしないと行けないミャー。

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